モバイルオーダーとは?メリット・デメリットから導入手順まで詳しく解説

飲食業界におけるDXの中核として注目を集めるモバイルオーダー。人手不足対策と業務効率化の切り札として、導入店舗が急増しています。

本記事では、モバイルオーダーの基礎から導入手順、さらには費用対効果まで、経営者の皆様に役立つ情報を詳しく解説していきます。

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モバイルオーダーとは

モバイルオーダーとは?メリット・デメリットから導入手順まで詳しく解説

モバイルオーダーとは、顧客がスマートフォンやタブレットで商品の注文から決済まで完結できるシステムです。

デジタル化による業務効率向上と、深刻化する人手不足への対応策として、多くの飲食店で導入が進んでいます。

【従来の注文方法との比較】

項目 従来の注文 モバイルオーダー
待ち時間 3-5分 ほぼゼロ
注文ミス よくある ほとんどない
決済方法 現金・カード 多様な電子決済

 

モバイルオーダーの使用の流れ

飲食店でのモバイルオーダーは、主に以下のような流れで使用されます。

ステップ1:アクセス

まず顧客は店舗に設置されたQRコードをスマートフォンで読み取るか、事前にダウンロードした専用アプリを起動します。QRコードを読み取った場合は、自動的にブラウザ上で注文画面が表示されます。

ステップ2:メニュー選択

注文画面では、豊富なメニューが写真付きで表示されます。顧客は各商品の詳細情報やアレルギー情報を確認しながら、好みの商品を選択できます。多くのシステムでは、サイズ変更やトッピング追加などのカスタマイズも簡単に指定できるようになっています。

ステップ3:注文確定

選択した商品をカートに追加した後、注文内容の最終確認を行います。商品名、数量、金額、カスタマイズ内容などを再度チェックし、特別な要望がある場合はテキストで入力できます。内容に問題がなければ注文を確定します。

ステップ4:決済処理

注文確定後は決済画面に進みます。クレジットカード、電子マネー、QRコード決済など、複数の決済方法から選択できます。決済情報を入力して処理を完了すると、注文番号が発行され、注文が店舗側のシステムに送信されます。

ステップ5:商品受取

注文が店舗に届くと調理が開始され、完成すると顧客のスマートフォンに通知が送られます。顧客は注文番号を店舗スタッフに提示して商品を受け取ります。レシートは紙ではなく、デジタル形式で顧客のスマートフォンに送信されます。

 

モバイルオーダーの3つの種類と特徴

種類 対象業態 特徴・メリット
イートイン型 レストラン
カフェ
居酒屋
テーブルQRコード注文、追加注文対応、スプリット決済
ホールスタッフの負担軽減と注文効率化を実現
テイクアウト型 弁当店
ベーカリー
ファストフード
受取時間指定、在庫連動、事前決済
待ち時間削減
ハイブリッド型 大手チェーン
フードコート
複合店舗
イートイン・テイクアウト両対応、統合管理、データ分析
柔軟な注文方法と運営効率の最大化


イートイン型モバイルオーダー

レストランやカフェなど、店内での飲食を主体とする店舗向けのシステムです。イートイン型の特徴として、テーブルごとの注文管理や、追加注文への柔軟な対応が可能な点が挙げられます。

また、従来のテーブルオーダーと比較して、注文の受付から厨房への伝達までの時間を大幅に短縮できます。

具体的な機能としては、テーブル単位でのQRコード注文、リアルタイムのオーダー管理、追加注文対応、スプリット決済対応などが実装されています。特に混雑時の注文受付業務の効率化に大きな効果を発揮します。

テイクアウト型モバイルオーダー

事前注文と時間指定による受け取りに特化したシステムです。顧客は来店前に注文を済ませることができ、指定した時間に商品を受け取ることができます。

在庫管理システムと連動することで、品切れ防止や効率的な生産管理も可能となります。

主な機能には、受取時間指定、在庫連動による品切れ防止、プッシュ通知による案内、キャンセル・変更管理などがあります。特にランチタイムなどの混雑時における待ち時間の削減に効果的です。

ハイブリッド型モバイルオーダー

イートインとテイクアウトの両方に対応した総合的なシステムです。顧客のニーズに応じて柔軟な注文方法を提供できる一方、システムの管理や運用がやや複雑になる傾向があります。

特徴的な機能として、マルチチャネル対応、統合的な売上管理、顧客データ分析、ポイント連携などが挙げられます。

複数の注文形態に対応することで、より幅広い顧客ニーズに応えることができます。

 

モバイルオーダーシステムの費用一覧

費用区分 項目 金額・料率
初期設定費用 システムライセンス料 15-30万円
機器購入費 10-20万円
環境構築費 5-10万円
月額運用費用 システム利用料 1.5-3万円
通信費 0.5-1万円
保守費用 0.5-1万円
決済手数料 クレジットカード 3-5%
電子マネー 1-3%
QRコード決済 1-3%

※ 上記費用は一般的な価格帯であり、導入するシステムや規模によって変動する可能性があります。

 

【店舗側】モバイルオーダー導入のメリット

業務効率化の実現

店舗運営において、モバイルオーダーの導入は大きな業務効率化をもたらします。注文受付が自動化されることでスタッフの負担が大幅に軽減され、レジ業務も削減できます。また、お客様自身が入力するため、聞き間違いなどのオーダーミスも防止できます。これにより、人件費の削減だけでなく、スタッフがより付加価値の高い業務に時間を割くことが可能になります。

売上向上への貢献

モバイルオーダーの導入は、売上向上にも大きく貢献します。顧客がゆっくりと商品を選択できることで、追加注文や高単価商品の選択が増える傾向にあります。また、注文から提供までの時間が短縮されることで店舗の回転率が改善し、特に混雑時の機会損失を防ぐことができます。さらに、多言語対応により、インバウンド需要も効果的に取り込むことが可能です。

データ活用の可能性

モバイルオーダーシステムを通じて得られるデータは、店舗運営の改善に大きな価値をもたらします。顧客の購買傾向を詳細に分析できるほか、時間帯別の人気メニューも正確に把握できます。これらのデータは、効率的な在庫管理やメニュー開発、さらには効果的なマーケティング施策の立案にも活用することができます。

 

【店舗側】モバイルオーダー導入のデメリット

コストに関する課題

モバイルオーダー導入には、いくつかのコスト面での課題があります。システムの初期導入費用に加え、月々のシステム利用料が継続的に発生します。また、安定した通信環境を整備するためのコストや、端末などの機器メンテナンス費用も必要となります。これらのコストは、店舗の規模や運営状況に応じて慎重に検討する必要があります。

オペレーションの変更

既存の店舗運営に大きな変更が必要となるのも、重要な課題の一つです。従来の業務フローを見直し、新しいシステムに適応した運営方法を確立する必要があります。また、スタッフへの教育・研修も必須となり、システムトラブル発生時の対応手順も整備しなければなりません。これらの変更には一定の時間と労力が必要となります。

技術的な課題

モバイルオーダーの安定運用には、技術面での対応も重要です。安定した通信環境の確保はもちろん、顧客情報を扱うためのセキュリティ対策も必須となります。また、システムの定期的な更新や保守作業も欠かせません。これらの技術的な課題に対応するため、専門的な知識やサポート体制の確保が必要となります。

 

【顧客側】モバイルオーダー導入のメリット

待ち時間の大幅削減

モバイルオーダーは、レジに並ぶ必要がなくなり、待ち時間が大幅に削減されます。混雑時でもストレスなく注文することができ、特にランチタイムなどの忙しい時間帯での利用がスムーズになります。

メニュー選択の自由度向上

メニューをじっくりと確認できることで、時間に追われることなく商品を選べます。写真や詳細情報をゆっくり確認でき、より自分の好みに合った選択が可能になります。また、アレルギー情報や調理の要望なども、テキストで正確に伝えることができます。

決済の利便性

事前決済に対応していることで、会計の手間が省けます。クレジットカードや電子マネーなど、多様な決済手段から選択できるため、現金を持ち歩く必要もありません。注文履歴が残るため、お気に入りの商品を再注文する際も便利です。

注文履歴の活用

過去の注文内容を簡単に確認でき、よく利用する商品の再注文が容易になります。

また、注文履歴からお気に入りメニューを登録することで、次回からの注文がさらにスムーズになります。

 

【顧客側】モバイルオーダー導入のメリット

アプリ導入の手間

専用アプリのインストールが必要な場合が多く、特にデジタル機器の操作に不慣れな方には大きな負担となる可能性があります。初回利用時の会員登録や設定にも時間がかかることがあります。

コミュニケーション機会の減少

店員とのコミュニケーション機会が減少することで、メニューについての詳しい説明を受けにくくなったり、きめ細かなサービスを受けづらくなったりする面があります。特に初めて来店する顧客にとっては、店舗のおすすめ情報などを得る機会が減少する可能性があります。

システム利用の制約

スマートフォンやインターネット環境が必須となるため、デバイスの不調やバッテリー切れ、通信環境の問題で利用できない場面も想定されます。また、システムの不具合や障害時には注文自体ができなくなる可能性もあります。

デジタル操作の習熟度による格差

高齢者や子供など、スマートフォンの操作に不慣れな層にとっては、システムの利用自体がハードルとなることがあります。操作方法が分からず、注文に時間がかかったり、誤った注文をしてしまったりするリスクも考えられます。

 

モバイルオーダー導入の手順

事前準備の重要性

モバイルオーダーの導入を成功させるためには、綿密な事前準備が不可欠です。まずは予算の検討と複数のベンダーからの見積もり取得を行い、投資対効果を慎重に見極める必要があります。また、既存のPOSシステムなど店舗システムとの連携可否を確認し、具体的な導入スケジュールを策定することが重要です。

適切なシステム選定

店舗の特性に合わせた最適なシステムを選定することが、導入成功の鍵となります。店舗の規模や業態に応じて必要な機能を洗い出し、それらの機能を満たすシステムを比較検討します。この際、初期コストだけでなく、運用コストや保守費用なども含めた総合的な観点から判断することが重要です。

環境整備とテスト運用

システム選定後は、実際の運用に向けた環境整備を行います。安定した通信環境の構築、必要な機器の購入・設置を進め、テスト環境での動作確認を実施します。この段階で想定される様々なケースをシミュレーションし、本番運用での問題を事前に洗い出すことが重要です。

スタッフ教育の実施

新しいシステムの導入には、充実したスタッフ教育が欠かせません。操作方法の研修はもちろん、トラブル発生時の対応手順についても、具体的なマニュアルを作成して周知します。特に顧客対応の最前線に立つスタッフには、システムの特徴や利点を十分に理解してもらうことが重要です。

段階的な運用開始

本格導入に際しては、段階的なアプローチを取ることをお勧めします。

まずは一部のメニューや時間帯に限定して導入を開始し、運用上の課題を把握・解決しながら、徐々に適用範囲を拡大していきます。また、顧客への丁寧な周知と、フィードバックの収集・分析も重要です。

 

業態別モバイルオーダー導入のポイント

ファストフード店

ファストフード店では、スピードと効率性が最重要課題です。モバイルオーダー導入により、特にドライブスルーでの待ち時間を大幅に短縮できます。事前注文機能を活用することで、調理開始タイミングを最適化し、できたての商品を素早く提供することが可能になります。また、ピーク時の行列解消により、機会損失を防ぎ、より多くの顧客に対応できるようになります。

カフェ・喫茶店

カフェでは、顧客体験の質向上が重要な要素となります。テーブルオーダー機能により、スタッフはより丁寧な接客に時間を割くことができ、顧客との関係性構築につながります。特に朝の混雑時間帯における待ち時間削減は、忙しいビジネスパーソンの満足度向上に直結します。多言語対応機能は、外国人観光客の獲得にも大きく貢献し、売上拡大の機会を創出します。

レストラン

レストランでは、オペレーションの精度向上サービス品質の向上の両立が求められます。テーブル管理の自動化により、注文から提供までのフローが可視化され、効率的な店舗運営が実現します。アレルギー情報の正確な伝達や、料理の詳細説明機能により、顧客の安心感と満足度を高めることができます。

居酒屋・バー

居酒屋・バーでは、深夜営業の効率化グループ客への対応力向上がキーとなります。少人数スタッフでも効率的な運営が可能になり、人件費削減効果は特に深夜帯で顕著に現れます。グループ注文の一括管理機能により、複雑な注文もスムーズに処理でき、顧客満足度の向上につながります。

テイクアウト専門店

テイクアウト専門店では、受取時間の最適化在庫管理の精度向上が成功の鍵となります。事前注文システムにより、顧客は指定した時間に出来立ての商品を受け取ることができ、待ち時間ゼロを実現します。在庫連動機能により、品切れによる機会損失を防ぎ、食材ロスも大幅に削減できます。

フードコート

フードコートでは、複数店舗の統合管理座席効率の最大化が重要課題です。各店舗の注文を一元管理することで、全体の運営効率が向上し、顧客は異なる店舗の商品を同時に注文できる利便性を享受できます。座席予約システムとの連携により、座席稼働率の改善も期待できます。

 

モバイルオーダーの選び方

顧客視点の使いやすさ

注文までの操作が直感的かつスムーズに行えるかは、顧客満足度に直結します。
スマホに不慣れな層でも迷わず使えるかを実機で確認するのがおすすめです。

店舗運営に必要な機能の充実

セット商品や日替わり、アレルギー表示など、業務に必要な細かい設定に対応しているかが重要です。
運用後の負担軽減や柔軟な対応力を高めるためにも、機能の粒度は確認必須です。

既存システムとの連携性

現在使っているPOSレジやキッチンプリンタとの接続性は、導入効果に大きく影響します。
連携に制限があると、かえって業務負担が増えるリスクもあるため注意しましょう。

初期費用と月額コストの透明性

見た目の料金だけでなく、サポート費・契約条件・違約金などもチェックすべきポイントです。
ランニングコストも含め、長期視点で費用対効果をシミュレーションしましょう。

セキュリティと個人情報保護

注文データや顧客情報を取り扱う以上、セキュリティ体制は不可欠です。
通信の暗号化やバックアップ体制が整っているかを確認しましょう。

サポート体制の手厚さ

導入時の設定支援やトラブル対応が迅速かどうかで、現場の安心感が変わります。
特に営業時間中の緊急時サポートの有無は、事前に確認しておきましょう。

決済手段の多様性

クレジットカード、QR決済、電子マネーなど、多様な支払い方法への対応は必須です。
キャッシュレス化が進む中、顧客の選択肢を広げることが集客力に繋がります。

 

モバイルオーダーに関するよくある質問

q

モバイルオーダーとは何ですか?

a

モバイルオーダーとは、顧客がスマートフォンやタブレットを使用し、商品の注文から決済までを完結できるシステムです。飲食業界におけるDXの推進手段として注目されています。

q

モバイルオーダーのメリットは何ですか?

a

業務効率の向上、注文ミスの削減、売上向上、データ活用の促進、顧客満足度の向上など、多くのメリットがあります。

q

モバイルオーダーにはどのような種類がありますか?

a

主に「イートイン型」「テイクアウト型」「ハイブリッド型」の3種類があり、それぞれの業態に応じた機能が搭載されています。

q

モバイルオーダー導入にはどのくらいの費用がかかりますか?

a

導入費用はシステムライセンス料や機器購入費を含めて15〜30万円程度、月額運用費は1.5〜3万円が一般的ですが、導入規模やシステムによって異なります。

q

モバイルオーダー導入で人件費は削減できますか?

a

はい、注文受付や会計業務の自動化により、レジ担当やホールスタッフの業務負担を軽減し、人件費の削減が可能です。

q

モバイルオーダーの導入に補助金は活用できますか?

a

はい、IT導入補助金や小規模事業者持続化補助金などの制度を活用することで、導入コストの一部を補助金でカバーできる場合があります。

q

モバイルオーダーのデメリットはありますか?

a

初期導入コスト、通信環境の整備、スタッフの教育コスト、システム障害時のリスクなどが考えられます。

q

モバイルオーダーの導入手順を教えてください。

a

システム選定 → 環境整備 → スタッフ教育 → テスト運用 → 本格導入の流れで進めます。段階的な導入が成功の鍵となります。

q

モバイルオーダーはどのような業種で導入されていますか?

a

ファストフード、カフェ、レストラン、居酒屋、テイクアウト専門店など、さまざまな業種で導入が進んでいます。

q

モバイルオーダーの決済手段には何がありますか?

a

クレジットカード、電子マネー、QRコード決済などに対応しています。店舗によって利用できる決済方法が異なります。

 

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